京都・嵯峨野を拠点とする二代目・平安寿峰による、気品と格調を兼ね備えた御京雛です。
本作は、束帯本仕立てによって丹念に仕立てられた限定作品の京七番親王飾りで、雅やかな宮廷文化の美意識を今に伝える一作です。
穏やかで品格あるお顔立ち、重厚感のある装束の重なり、そして細部にまで行き届いた仕立ての美しさが調和し、格別の存在感を放っています。金屏風を背にした晴れやかな佇まいは、空間に格調高い華やぎをもたらし、節句飾りとしてはもちろん、美術工芸品としても高い鑑賞価値を備えています。
正面からは凛とした気高さを、斜めからは衣裳の奥行きと優美な姿を、細部からは伝統技法に裏打ちされた確かな品位をご堪能いただけます。古代書目を思わせる珍しいお顔もまた、本作ならではの魅力です。
時を超えて受け継がれる京人形の美と風格を、ぜひご堪能ください。
【作品詳細】
作品名:御京雛
作者:平安寿峰
制作年:1997年
仕様:限定作品/束帯本仕立て/京七番親王
サイズ:高さ54cm × 幅116cm × 奥行74cm
【作者略歴】
京都・嵯峨野を拠点とする二代目・平安寿峰(へいあんじゅほう)は、宮中文化を再現する有職京人形の職人です。天保頃から続く大久保家の技術を継承し、本着せ衣装や草木染めなどの伝統技法を用いた雛人形を制作。伊勢神宮や出雲大社への奉納実績も持つ、高い技術力で知られています。










