やわらかな色彩と、凛とした気品をたたえた人形作品「舞妓」。
本作は、舞妓ならではの可憐さと端正な佇まいを、阿部肥ならではの繊細な造形と美しい衣裳表現によって丁寧に描き出した一作です。
人形本体、着物、小物の仕立てに至るまで、すべて作者本人の手によって制作されており、細部にまで行き届いた美意識と確かな技術が、作品全体に上品で格調高い存在感をもたらしています。
やさしく気品ある表情、華やかな髪飾り、手にした小物、そして優美に流れる着物の裾まで、細部にわたり美しさが宿されています。
正面からは清らかで端正な姿を、斜めからは立ち姿の美しさと装いの奥行きを、背面からは帯や後ろ姿の見事な仕立てをご鑑賞いただけます。
どの角度から見ても美しく、空間にやわらかな華やぎと格調を添える作品です。
本作は1995年に制作された作品であり、阿部肥の確かな技術と豊かな感性が凝縮されています。
コレクションとしてはもちろん、和の趣を大切にした空間演出や、応接空間・ギャラリー空間を上品に彩る作品としてもおすすめです。
日本の伝統美と優雅な情趣を、ぜひお手元でご堪能ください。
【作品詳細】
作品名:舞妓
作者:阿部肥(あべ ふとし)
制作年:1995年
サイズ:高さ62cm × 幅45cm × 奥行45cm
【作者略歴】
阿部肥(あべ ふとし)は1938年、名古屋市生まれ。1982年に名古屋市で第一回作品展を開催。徳川美術館所蔵作品の再現・復元で注目を集め、銀座和光などでも個展を開催しました。中部通産局長賞、伝統文化賞、名古屋市優秀技能功労賞などの受賞歴を持つ人形作家です。








