若き日のチンギスハーンを、気高く、そして凛々しく表現した騎馬人形作品です。
大地を駆ける青毛の馬、華やかで格調高い装束、静かな中にも揺るぎない意志を感じさせる表情。
そのすべてが、英雄の若き情熱と覇気を美しく映し出しています。
本作は、モンゴルを一つの国へとまとめ上げ、のちに大モンゴル帝国を築いたチンギスハーンの若き日の姿をイメージして制作されたものです。
人形本体、馬、衣裳、小物の仕立てに至るまで、すべて作者・阿部肥本人の手によって丹念に作り上げられています。
細部に宿る精緻な意匠、重厚感のある彩色、そして全体に漂う格調。
正面からは堂々たる気品を、横顔からは若き英雄の静かな覚悟を、背面からは衣裳の美しさと造形の奥行きをご堪能いただけます。
鑑賞作品としての存在感はもちろん、空間に品格を添える美術工芸作品としても格別の魅力を放ちます。
本作は2006年に制作された作品であり、平成18年 中部経済産業局長賞を受賞した、阿部肥の高い技術と美意識が結実した一作です。
時代を超えて語り継がれる英雄の気迫と美を、ぜひお手元でご堪能ください。
【作品詳細】
作品名:若き日のチンギスハーン騎馬像
作者:阿部肥(あべ ふとし)
制作年:2006年
受賞歴:平成18年 中部経済産業局長賞受賞
サイズ:高さ62cm × 幅49cm × 奥行20cm
【作者略歴】
阿部肥(あべ ふとし)は1938年、名古屋市生まれ。1982年に名古屋市で第一回作品展を開催。徳川美術館所蔵作品の再現・復元で注目を集め、銀座和光などでも個展を開催しました。中部通産局長賞、伝統文化賞、名古屋市優秀技能功労賞などの受賞歴を持つ人形作家です。
















